四季日々記録
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追い風
四季日々記録第62号 平成20年11月19日(水)                                                                                                                        発行:徳和目睦一 
追い風
 世に風速計では測れない不思議な風が吹くという。追い風と向かい風がそれである。そのものの進路にとって追い風はよいが、向かい風は進路そのものを阻む。
 この追い風と向かい風、人間がつくった言い方であることは間違いない。
 今や常に順風満帆という時代ではない。むしろどの分野においても常に向かい風・逆風が吹き荒れているといっても過言ではない厳しい時代である。
 ところで、吹く風を追い風とみるか向かい風ととるかは当事者の判断によるといえる。
 最近、KYと称して空気を読む、読めないが話題となっているが、吹く風の判断もこの範疇に入れることが可能かも知れない。
 身近な例を教育に関連させて考えると、地域、保護者のもつパワーは追い風か向かい風かという問題がある。最近は理不尽な要求を突きつけられるケースも少なくない。一見、強い向かい風にさらされているように映る。しかし、地域、保護者等学校を取り巻く関係者を皆味方につけるとそれは追い風となる。ただいえることは、子どものためにといいながら実は、自らの保身を優先にしているようでは追い風になり得ないということである。
 「子どものために汗をかく」この言葉をキーワードとして学校づくりをするならば、地域、保護者は放っておくはずがない。そのためには学校設置基準を待つまでもなく学校の方針等の情報をもっと地域に発信しなければならない。
 また、いつも追い風に助けられているようでは自力が弱まる。向かい風にも強い組織力のある学校が今の時代には絶対必要である。
季節のたより「小春日和」
 旧暦の10月の別称が小春。この季節に見られる春のような穏やかな天気の日を小春日和という。アメリカの北部にこのような晩秋の穏やかな気候のところがあることから、インディアンサマーともいう。晩秋から初冬にかけては、しぐれ、木枯らしといった厳寒を予兆させる天候も前後にあるので、余計にこの小春日和が穏やかに感じるのである。げに小春日ののどけきやと歌われた冬景色の歌詞も今や忘れ去られようとしている。ところで、天気のことといえば、お天気博士倉嶋厚氏はご健在である。かつてブラウン管で絶妙な天気の解説をされたことが懐かしい。年を重ねてなお講演、執筆活動をされ、ホームページももっておられる。11月13日快晴の小春日和。紀の川河口に出向いた。海の青と空の青が相照らすほどの素晴らしい秋晴れであった。   


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